『Red A Crayon's Story』読んでる
絵本『Red A Crayon's Story』を読んでいます。
輸入盤で、映画 “The most dangerous year” を観ていたら、絵本のRedが出てきたので、本棚からひさびさに取り出しました。
青いクレヨンが赤いラベルをつけています。
彼の名はレッド。でも彼はうまく赤をやることができません。彼の先生は、彼にはもっと練習が必要だと思いました。スカーレット先生は言います。
「私が赤いいちごを描くから、あなたも赤い赤いいちごを描いてみて。あなたにも出来るよ、ぜったい!」
…だけど、彼にはできません。何個描いても青いいちごになってしまう。
日本語版は『レッド あかくてあおいクレヨンのはなし』として出版されています。
違う色のラベルを貼られたクレヨンの物語は、女の子の身体で生まれた男の子を表しているのでしょう。そして彼は新しいともだち、Berry に出会います。
この映画『最も危険な年』(The most dangerous year) は、アメリカでトランスジェンダーのトイレ利用を制限することを定めた2016年の法律にあらがうトランスキッズと家族、トランスジェンダーの人々を追ったドキュメンタリーです。
私はこの映画をTRanSさんのオンライン上映イベントで観ましたが、トランスキッズが堂々と意見を述べていてなかなかカッコイイです。
今日もこの空の下には、奇妙な絵を描くクレヨンがいるのでしょう。