五輪反対のデモ行ってきた!楽しかった!!
五輪反対のデモに行ってきました。
9月のデモでトランス差別反対のスピーチがあったときいて、すごく勇気づけられて私も言いたいことめっちゃあるーと思ってスピーチに初挑戦してきました。
プラカとか、ほんとにいいなと思うものがあって、めっちゃ勉強になった。
本当はウンコの着ぐるみを着て話すつもりだったのですが、現地行って、あれっ?これ着てたら手に原稿持てないじゃん?!ってなって、直面でやりましたが、マイクとカメラを見て完全に、あ、むりーってなっちゃいました。きんちょうしちゃったー。
みんな、うんこにやさしくて誰もなぐってきたりしないし、アメとかくれた。うれしー
ここに原稿おいとく。
私はこの街に住むトランスジェンダーです。
9月のデモで、トランスジェンダーへの差別に反対するスピーチがあったとききました。トランス差別に反対する立場から、五輪招致に反対です。
東京大会にはがっかりしました。オリンピックは高い理想を掲げていると思っていたのに、実際にはそれは見栄えの良い看板に過ぎず、内実は格差と差別を肯定するイベントに過ぎないと実感したからです。
度重なる汚いカネのニュース、繰り返される差別発言。そして開会式ではLGBTの子どもの自殺率を笑ったすぎやまこういちの音楽が流れました。
「多様性と調和」というスローガンが掲げられましたが、実際に発せられたのは「LGBはいいけどTはだめ」そういうメッセージです。💩
LGBTQであることを公表して参加した選手が180人以上と過去最多となった一方で、重量挙げに出場したトランスジェンダーの女性選手は激しいバッシングにさらされ、大会後は国際水泳連盟がトランスジェンダーの選手の出場を禁止するルールを作りました。
JOC理事の為末もトランスのアスリートの参加に反対を表明しています。
トランスの選手の女性カテゴリーへの参加は2004年から認められているのに、実際に出場に至ったのは2021年です。トランスジェンダーのスポーツ参加が、多くの困難にさらされているという現実は明らかだと思います。IOCは差別を是正するための強い行動をとるべきです。
社会での受容に視点を向けてみても問題は山積みです。
五輪を機に進むかと期待したLGBTQの権利を保障する法律も作られませんでした。国際社会から人権侵害を繰り返し指摘されている性別変更の法律は、改正される見通しすらありません。
包括的な差別禁止の法律すら作られないまま、五輪は実施されました。五輪憲章など尊重しなくても、五輪は平気で開催されてしまうのです。
2030年、五輪が札幌に来て、何か変わるでしょうか。
8年後には同性婚は成立していますか?トランスジェンダーの人が職場で差別されることを禁じる法律はありますか?未成年の子どものいる人の性別変更は許可されるようになっていますか?
LGBTQの子どもたちはスポーツを諦めずに楽しくプレイしていますか?
この街に、二枚舌で差別をばら撒くオリンピックに、絶対に来てほしくありません。
五輪に反対、未来のために今やめよう
ちなみにこの着ぐるみはAmazonで4000円でした(いま見たら値上がりしてた!)。
着ぐるみともだちほしいので、いいなと思ったら任意の着ぐるみを買ってください。デモでいっしょに踊りましょう💩
https://www.amazon.jp/dp/B0753CKR5M?ref=ppx_pop_mob_ap_share